料理は最高のストレス解消法

Mittwoch, 22. Juli 2020

料理がストレス解消になるとは意外と知られていません。料理をするのは実はとても頭を使います。

 

とくに、ワーキングメモリーと呼ばれる脳の機能が活性化されます。この脳のワーキングメモリーが増えれば増えるほど、記憶力がよくなったり、複数の作業を同時に行うのが得意になったりします。

 

つまり、ワーキングメモリーが鍛えられると、いろんなことを処理する速度や性能があがります。つまりストレスにも強くなります。ストレスが溜まっていると感じているとき、人はたいてい一つのこと、同じことを繰り返し頭の中で考えています。

 

この作業は脳の機能を低下させ、普段は簡単にできていることができなくなったり、物忘れが激しくなったりします。それで余計にストレスがたまるという悪循環が起こります。料理は基本的に複数の作業を同時に平行しておこないます。

 

それに、味付けだったり、お肉やお魚だったら焼き加減だったり、火の調節などとても細かいことに頭を使います。そして料理には完成があります。人はなにかタスクをしてそれが完成したら達成感を感じます。

 

だらだらと長いタスクだったり、先や結果が見えないタスクはやる気もでないしストレスになりますね。この、比較的短い時間で脳をフルに使いながら達成感を感じるというのが味噌です。普段は自炊は一切しないという人も、簡単な一品を作るだけで、頭がすっきりしていい気分になりますよ。